財)伊豆沼内沼環境保全財団の藤本さんとお話ししました。
今年の2月、シンポジウムにパネリストとして参加いただいたときに、終了後、市民の伊豆沼への関わり方をちょっとだけはなし、今度ゆっくりはなしましょう。となっていました。
6月いっぱいは外来種の駆除などで忙しいということで、今日 さっそくすぎですが、お邪魔しすこし話をうかがいました。
伊豆沼は20年ほど前に、ラムサール条約の登録地に指定されたのをきっかけに、県が土地を買い取り、財団が自然環境の保護活動をしています。
今日、藤本さんと話した中で印象に残ったのは「人」と「沼」の関わり方
伊豆沼は、手つかずの自然ではありません。ほんの数十年前までは沼のほとりでは水稲栽培がおこなわれ、漁がおこなわれ、沼は人の生活にかかせないものでした。時代の変化とともに、沼は「生活の糧」から「保護されるもの」となり、関わる人間も「地域の人」から「専門家」となりました。
しかし、数名の財団の方がただけで、伊豆沼規模の自然環境をまもっていくことは、とても大変なことです。ひとことで自然環境といっても、多種の、野鳥・昆虫・魚類・植物(水陸とも)。そこに人間もはいり治水やイベントなど利害関係も生じます。
昔とはちがった現在にあった「人」と「沼」の新しい係わり方が必要だと感じました。
伊豆沼にかかわりをもちたくなり かつ環境も守られる そんな感じがよいなぁ。