ワークショップ(W.S)って?

 

 

みなさんは会議でこんな経験をしたことはありませんか?

 

 

ひと言も話せずおわる 提案したけど取り入れてもらえない

発言するのがいつもおなじ人 強い人の意見で決まってしまう

話があっこっち迷走する  同じことを何度も話し合っている

誰がやるの?お金は? など言われ 怖くて発言できない など

 

 

これを解決するには「安心してみなが意見を出し会え、小さな声も取り入れられる話し合いの環境をつくる」と良いのでは?

それには「ワークショップ」がとても有効なのです。

ワークショップとは、話し合いが楽しく、かつ みんなの意見が取り入れられる

方法なのです(詳しくは下文章をお読みください)。

 

 

その結果、いままでにはなかった新しいアイディア、活動、担い手がうまれます。

 

 

ここでは、木下勇 著氏書「ワークショップ~住民主体のまちづくりの方法論~」から、独断で抜粋した文章を羅列しています。ちょっと長くて堅いですがぜひ読んでみてください

 

 

 

 

●これまでの会議形式は、特定の人が話して、多くの人はただ聞くだけという形態が多かった。W.Sは人が集まった時に、せっかく集まったのだから、それぞれの力を終結してより創造的にその場を使おうと考えられたものだ。

 

 

 

 

●W.Sは、言葉、頭中心に行うのではなく、身体の動きも含めて、全身で感じたものを個人個人が出しあいながら、集団でつくりあげていく方法であり、なぜか農山漁村の集落共同体が持っている共同作業にも似た要素がある。

 

 

 

 

●第一の特徴「身体性」:人間の創造性というのは、もちろん頭脳に大きな働きがあるが、しかし、手の動きや指先に触れた感覚、歩きまわり、足の疲れとともに見える風景の心理的影響、諸々に自身の知覚からそれをどう捉えるかという印象や感じ方など、頭脳の動きは身体の状態や動きと密接につながりがある。

 

左脳ばかりでなく右脳も動かして問題に接近すれば、言葉だけで議論しているよりも理解が促進し、問題解決に迫ったり、創造的に提案を導くことができる。

 

 

 

 

●第二の特徴「協働性」:農村の「きょうどう」作業には、村落共同体の構成員が負担を平等に分かちあう共同作業もあれば、適材適所に働く協働作業もある。この作業面の協働性を、W.Sは大事にする。

 

 

 

 

●第三の特徴「創造性」:W.Sは、常に前向きに目標に向かって積み重ねてつくっていく過程である。グループのメンバーが出し合いながらつくりあげていくので、集団創造性といった方がふさわしいが、他の要素と重なりあってこの集団創造がうまれる。それはグループ・ダイナミズムともいわれる集団内での相互作用によって、脳が刺激を受けて、発想が豊かに展開するからである。

 

 

 

 

●第四の特徴「共有制」:W.Sは、それぞれの考えや意見、情報をメンバーで分かちあう(シェアする)ことから創造性につながっていく。メンバー間は水平的関係であり、個々人の感じ方、考え方などを出し合い、それを共有化して組み立てる。

 

価値観の対立があれば、それは最初かなり重い緊張感を伴うが、やがてそういう対立する考え方の存在に気づき、それも同じ舞台に乗せて議論することから、問題を共有化して、その対立の論点を考え、課題解決への創造的な道が開かれる。

 

 

 

 

●第五の特徴「過程、プロセス重視」:W.Sは結果そのものよりも、プロセスが意味を持つ場合が少なくない。これは、W.Sの根本原理が各人の主体性の契機にあるからである。もちろん、結果は目的を持って進むために必要であり、それを否定しているのではなく、その目標に向かって、できるだけ多くの成員が納得する形で、あらゆる可能性や課題を吟味しながら進む

 

つまり一元的に合理的に進むわけではなく、問題の事象は複雑であり、関連性を解き明かしながら課題解決の総合的な道を歩む広がりを持っているだけに、過程そのものも、実際に生きている感覚に満ちあふれた世界として意味がある。

 

 

 

 

●W.Sは、主体の意識が削がれた(削がされた)人々に、(再び)主体としての「やる気」「やればできるという気」を起こさせてくれる。例えば、先の制度によってすべて決まっているからと半ばあきらめて言う人々にも、自治体の条例などを変えていく、つくっていく主体としての意識を目覚めさせてくれる。

 

 

 

 

●例えば、普通に行われる住民参加の方法としては、公聴会的な説明会(行政主導型)が行われる。この方法においては、参加した住民から、行政への苦情や陳情型の意見が寄せられる形態となるのがしばしばである。それを恐れる行政側の担当者は、説明に時間を費やし、結果として十分な質疑も行われず、参加した住民には不満が残るだけという場合も少なくない。

 

 

そのような一方通行の説明会ではなく、住民の主体的な参加による実質的な方法論として注目されたのがW.Sである。

その方法は各種いろいろあるが、用意周到に準備されたW.Sプログラムにおいては、参加者一人一人の経験や知識からの声が整理されて、計画案を自分たちがつくったものとして認識し、達成感や満足感を共有している例が数多く報告されている。

 

 

ただし、やみくもにW.Sを行えばよいというものでもなく、地域の状況、場の状況において、参加者の集め方や設定の仕方などの工夫が必要である。その点さえ怠ることなく進めれば、はるかに高い効果を上げるものである。 CONTACT

 


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